アロマテラピー(セラピー)を仕事にしたい!~アロマセラピスト向け資格の種類~
アロマセラピストに関連する資格はたくさんありますが、アロマセラピストとしての将来的なビジョンの持ち方によって、取得すべき資格は変わってきます。アロマテラピー(セラピー)を仕事にしたい方は、自分が取得すべき資格を知る必要があるでしょう。 そこで今回は、アロマセラピスト向け資格の種類をご紹介します。
英国IFPA(イフパ)認定アロマセラピスト
IFPAとは「国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟」のことです。英国に拠点を置く、世界でも最高水準の協会と言われています。
日本でIFPAの認定を受けるためには、国内に7校ある認定校で学ぶことが必要です。アロマテラピー(セラピー)の実技や理論、心理学や解剖生理病理学などの基礎知識を学び、各種試験に合格することによって正式にIFPAの会員と認められます。
取得難易度は比較的高いですが、世界的に通用する知識と技術を保証する信頼の置ける資格であると言えるでしょう。会員資格は1年ごとに更新する必要があり、毎年、アロマテラピー(セラピー)における活動報告が求められます。活動できない時期は休会し、活動を再開したら正会員として復帰することも可能です。
英国ITEC(アイテック)認定アロマセラピスト
ITECは、英国の文部省や労働省にも認可されている機関です。英国以外でのITECの認定試験も、英国本部から派遣された試験官によって公平、中立に行われます。資格取得のためには解剖生理学の試験に合格しなくてはなりません。ITECの教育システムでは、解剖生理学だけでなくプロとしての心得、ビジネスに必要な知識などを学ぶことができます。
英国IFA認定アロマセラピスト
IFAは「国際アロマセラピスト連盟」のことで、アロマセラピスト団体の中で最も古く、歴史が長い連盟です。認定アロマセラピストの資格取得には、かなりの勉強量が必要になります。学習時間は、認定校の授業や自宅学習を合わせると約700時間は必要でしょう。受験者には、国際レベルのアロマセラピストになりたい方や多種多様のオイルを扱いたい方、スキルアップを求める方が多い傾向があります。受験資格として、認定校を卒業し、トリートメントの50症例レポートとビジネスレポートを提出することが義務付けられています。
AEAJ認定アロマセラピスト
AEAJは「公益社団法人日本アロマ環境協会」の略称です。AEAJは日本アロマセラピー協会を母体とし、環境省所管の法人許可を受けて設立された団体です。
AEAJアロマセラピストの資格を取得するためには、AEAJの会員であること、そしてAEAJのアロマテラピー(セラピー)アドバイザーの資格を取得していることが求められます。認定校でアロマセラピスト必修履修科目を終了していることも受験条件の1つです。
AEAJ認定アロマセラピストには、2級の試験と1級の試験があります。趣味の範囲でアロマテラピー(セラピー)を楽しみたい場合は2級で十分かもしれませんが、プロとして資格を仕事に活かしたい場合は1級取得を目指しましょう。
NARD認定アロマセラピスト
NARDは1998年にベルギーで発足、設立された研究機関です。アロマテラピー(セラピー)が健全な形で普及していくことを目的として設立されました。NARD認定アロマセラピスト資格取得のためには、認定校にて指定のカリキュラムを学んだ上で、資格試験に合格することが必要です。NARDのカリキュラムは、それぞれが現場の状況に合ったトリートメントを、また、自分ならではのトリートメントをできるようになることを意図しています。
おわりに
アロマセラピスト向けの資格を5つご紹介しました。国際的なアロマセラピストとして活躍したい場合は、国際的な資格を取得した方が良いでしょう。国内の一般的なサロンで活躍したい場合は、AEAJなどの資格検定試験を目指すと良いのではないでしょうか。適切な資格を取得し、仕事に役立てましょう。
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