タイ古式マッサージを習得しよう!タイ古式マッサージの資格とスクール
数多くあるマッサージ技術の中でも人気を博するタイ古式マッサージ。「マッサージ技術を学びたい」と考えている方、タイ古式マッサージを習得してみてはいかがでしょうか。
今回は、タイ古式マッサージの基本や必要な資格、スクールについてご紹介します。興味はあるけれど、「資格は必要?」「学べる学校はあるの?」などの疑問により頭を悩ませている方は、ぜひ参考にしてください。
タイ古式マッサージとは
タイ古式マッサージは約2,500年前に、インドのシワカ・コマラパ師が始めたとされるタイの伝統医学です。この時代、マッサージは寺院の奉仕活動として確立していました。貧しい民衆は施術を無償で受けることができたといわれています。タイでは、予防医学としてマッサージが人々の生活に深く関わっており、病院でも患者さんの治療の1つとして取り入れられているところもあるほどです。
頭の先からつま先までをほぐしていくことがタイ古式マッサージの特徴です。例えば、肩のマッサージを目的とする場合でも、タイ古式マッサージでは、肩だけでなく全身をほぐします。全身をほぐすことで体の歪みを整え、リンパの流れを良くすることを目指す施術です。
タイ古式マッサージの効果
1.筋肉の柔軟性が増す
筋肉の柔軟性は加齢とともに低下傾向にあります。その結果、関節の可動範囲が狭くなり、内蔵の機能低下、老廃物が溜まることによる老化が起こってしまうのです。
タイ古式マッサージでは全身をくまなくほぐすため、こわばっていた筋肉を伸ばすことができます。筋肉を伸ばすことにより、元々持っている筋力の柔軟性が発揮されるようになるのです。
2.心と体のリラックス
筋肉が強張ってしまうと、体は常に緊張している状態になります。この状態は、体にさまざまな不調をもたらします。 マッサージにより全身をほぐすことで、自律神経が本来のバランスを取り戻し、心身ともにリフレッシュすることができるでしょう。
3.体の歪み改善
体の歪みを放っておくと、内蔵などにも悪影響が出ることがあります。 タイ古式マッサージには、左右の筋肉を対称にする施術や骨盤や股関節を矯正する施術があります。関節のずれや筋肉をほぐすことで体の歪みが改善され、体の左右のバランスを良くするだけでなく、関節痛や内蔵の機能低下などの解消が期待できます。
必要な資格とスクール
タイ古式マッサージをするために、国家資格は必要ありません。資格には民間のものがあるため、ここではスクールの種類と共にご紹介します。
JTTMA認定プロフェッショナルセラピスト資格
JTTMA日本タイ古式マッサージ協会が交付している資格です。1年間のセミナーを受講し、認定試験を受けることで取得可能です。タイ政府公認の、Thai Traditional Medical Service Society(タイマッサージ伝統医療協会)と提携しているため、タイに留学せずとも本場の知識を学ぶことができます。また、受講終了後には伝統医療協会から修了証を発行されます。
タイ古式マッサージセラピスト
国際ボディメンテナンス協会(IBMA)が交付している資格です。認定試験を受けることで、資格を取得できます。タイ古式マッサージのコースに通ったり通信口座を受けたりするなどして、知識や技術を身に付けることが必要です。
タイへの留学
現地で学びたいという方におすすめの方法がタイへの留学です。1日から数ヶ月に渡るまで、さまざまなコースがあります。また、タイマッサージを学ぶことを目的とする旅行ツアーなども企画されています。タイ政府文部省公認の学校もあるため、興味がある方はぜひ調べてみてください。
おわりに
タイ古式マッサージの基本や必要な資格、スクールについてご紹介しました。 お客様の体を預かっている身であるため、マッサージ技術だけでなく人体や健康に対する知識なども学ぶ必要があります。多くの方がタイ古式マッサージの正しい技術を学び、ご活躍されることを祈っています。
- SEVEN BEAUTY株式会社
- / 記事を書いた人
- 2000年設立のSEVEN BEAUTY株式会社は、エステ、リラク、理美容、ネイル、まつげ、鍼灸、整体などのプロ仕様の美容商材から自社開発のオリジナル商品まで、幅広いラインナップを企画・製造・販売する総合美容メーカーです。
サロンの皆様に支持されたことで大きく成長を遂げ、直販卸売ECサイト「sevenbeauty.jp(旧7esthe.com)」は現在30万店以上の会員が登録。圧倒的な商品数で17時までの注文で当日出荷、2980円以上送料無料となります。
2020年からは、BtoC向けの事業を本格的にスタートしており、一般向けに商品も展開しています。
- 住所:東京都台東区台東4-27-5 秀和御徒町ビル3F 電話番号:03-5812-3488(代) お問い合わせはこちら