No.1トラブルを繰り返さない商品選び 患者さんに多いトラブルで、エクステの向きがおかしくなっていて、外れかかっているエクステが目に入り傷になっている方をよく見ます。そのような方には特にコーティング剤の使用をおすすめしたいです。持ちがよくなることはもちろん、コーティング剤を塗る際に向きもそろうので、目に入らないような対策にもつながります。 まつげ美容液による皮膚障害などのトラブルが昨年、国民センターから報告されました。頭皮用の育毛剤が含有されているものも中にはあったようです。どれも100%安全なものはありません。なるべく美容成分以外の添加物が少ないものを選ぶこと、アレルギーテストをしてから使用するようにしましょう。 No.2お客様自身で気を付けること サロンの帰りの日は、グルー(接着剤)が100%固まりきれていません。まつ毛を濡らさないことに特に注意しましょう。最初の5時間は絶対に濡らさない、しっかり1日固めるためにサロンの予約は早い時間がおすすめです。 サロンの帰りの日はシャワーのみにして、タオルで拭いた後にさらに冷風のドライヤーで乾燥させるひと手間が大切です。また、コーティング剤を使用することで、持ちが良くなりますし、乾燥による地まつ毛へのダメージも軽減できるかと思います。 No.3目元の衛生管理が大切なこと エクステをしていると、なるべく触らないように気を付け過ぎて、目の周りの汚れをきちんと洗浄できない方がいます。不衛生なままになると「ものもらい」「結膜炎」などの原因になり得ますし、まつ毛ダニが増殖して「眼瞼緑炎」を起こしたり、まつ毛が抜けやすくなるというトラブルが生じることになります。目元専用クレンジング剤・アイシャンプーなどを使用し、優しく洗浄するように心がけると良いかと思います。