【FHRモニタリング】
①電源ボタンを押して電源を入れます。
②心音が検出できる部位を確認したら、プローブ装着面に超音波ジェルを十分に塗布してドップラープローブをベルトで固定します。
③DOP1音量調整ボタンでドップラー音を調整します。
※二つのドップラープローブを使用する場合(双胎児)、上記②及び③の手順に従って、ドップラープローブを追加してベルトで固定します。ドップラー音の調整は、DOP2音量調整ボタンを使用します。
④検音が安定したら、LCDモニタに胎児心拍数(FHR)が表示されるので、コントロールノブを利用して、FHRの上限値と下限値を設定します。
⑤胎児の心音をモニターして検診します。
⑥必要に応じて印刷ボタンを押して表示データを印刷します。
【子宮収縮(陣痛)モニタリング】
①電源ボタンを押して電源を入れます。
②子宮収縮(陣痛)が検出できる部位を確認したら、UCプローブをベルトで固定します。
③ゼロセットボタンを押して、陣痛曲線のベースラインをリセットします。
④子宮収縮(陣痛)モニタリングを行います。
⑤必要に応じて印刷ボタンを押して表示データを印刷します。
【イベントマーカーの使用】
①イベントマーカーは本体の左側のイベントマーカーコネクターに接続します。
②妊婦が胎動を感じた時、イベントマーカーのボタンを押します。すると、モニタリングモード画面のFMフレームに表示されます。また、記録紙にはコメントが印刷されます。
【テレメータ機能の使用】
①有線通信によるテレメータ機能(セントラルモニタリング機能)を使用するときは、LANケーブルで本体とパソコンを接続します。
②無線通信によるテレメータ機能(セントラルモニタリング機能)を使用するときは、本体にWIFIの通信機器を用いてパソコンに計測データをリアルタイムで受信します。
③検査中にプログラム(BCM350)を立ち上げ、本体の送信機と接続します。
④プログラムの[開始]ボタンをクリックすると、検査中の胎児心拍及び陣痛圧の情報が表示されます。